全力坂

 テレビ朝日で深夜に放送している「全力坂」という番組が有ります。

 6分間の番組の内に「坂」が出るのは、たった30秒間。若い女の子…時々若くない女性も出ますが…がただひたすら坂を全力で駆け上がります。

 そして吹越満の独特な抑揚のナレーションがかぶります

   ○○の「○○坂」

   この坂もまた~、実に走りたくなる坂である~。

 新潟での放送は無いので、埼玉に住む長女に1年以上分を録画して貰い拝見…いや~面白い。

 DVDも2枚出ている事が分かったので、通販で購入。

 各DVDに50坂が出てきます。

 見てみると、私が歩き回っている坂が多いのですな…。そこで、今まで撮影した坂の写真の総チェックを行ってみました。

 そして、全力坂の100坂を紹介すると共に、私の撮った写真を一緒に載せる事にして、歩いている坂については、ちょっと感想などを載せてみたいと思います。

 路地徘徊などは昔からやっているのですが、デジカメを買って写真撮影を始めたのが平成17年からで、更に坂の写真を撮り始めたのが平成21年2月11日の「相ノ坂」からの様です。それ以前に歩いている坂も有りますが、画像が残っておりません。

 ですから、絶対に行っているはずなのに、画像が無い坂も有ります。更には、PCの引っ越しやファイル整理などの際に削除されてしまった画像も有るようです。 

 解説に書いてある日付は画像が有る最初の日付で、初めて行った日とは違う場合が有ります。また載せている画像がその日付の日の撮影でない事もあります。名称や場所はDVDのモノを載せております。

 載せてある画像は「81坂」です。残り19坂の内未踏の坂は「17坂」、行っているけど画像が無い坂が「2坂」でしたが、R6年5月に4日間坂巡りをして12坂踏破したので残りは「7坂」になりました。

 なお、紹介文に出てくる「タモリ師本」というのは、私が坂道鑑賞の心の師として尊敬しておりますタモリ師のお書きになった「タモリのTOKYO坂道美学入門」の事です。平成16年に出版されており、私が路地中心の徘徊から坂中心の徘徊に移行したのは、この本を読んで以降になります。メインで紹介されている坂が「37坂」。これは全て歩きました。

 その他各メインの1坂に必ずサブで3坂ずつ紹介されていますし、別ページでも紹介されている坂が有るのでサブは全部で確認しただけで150坂有ります。このサブの坂の内は105坂は画像が有ります。歩いていても画像が無い坂も有ります。

 この全力坂100の中で紹介されている中でメインの坂は11坂、サブの坂は22坂です。

    凡例   ●タモリ師本…メインで紹介の坂  ○タモリ師本…サブで紹介の坂

 なお坂を監修しておられるのは、日本坂道学会 山野 勝会長です。副会長はタモリ師。会員はこの二人だけ。                        

 私の好きな坂の基本は

  1 細い
  2 急である
  3 素敵なカーブがある(真っ直ぐでも良い坂は有ります)
  4 素敵な建物がある

です。

 ちなみにタモリ師の坂道の鑑賞ポイントは

  1勾配の具合
  2湾曲の仕方
  3まわりに江戸の風情をかもしだすものがある
  4名前に由来、由緒がある

だそうです。                         令和3年5月8日ページ開設 

R6.6.5更新「潮見坂」他…内容は更新時のものです。

◆ ◆ ◆

☆1-1「鼬坂」 港区麻布台

 平成25年4月20日に麻布の坂巡りで対面。そのまま下れば「鼠坂」になりますし、その手前で右に上がると「植木坂(2-50)」があります。細くて急で風景も良くて素敵な坂です。DVD1枚目のナンバー1の坂と、2枚目の最後「植木坂(2-50)」の坂下が同じというのも面白いですね。

 

☆1-2「鉄砲坂」 文京区目白台  

 隣の「鳥尾坂(1-25)」までは行ったものの未踏だったのでR6年5月に行って来ました。細くて急で私が言った時も車がはまり掛けておりました。

 

 

☆1-3「錦華坂」 千代田区神田駿河台

 平成26年6月24日、神田の坂巡りをしていて対面。「山の上ホテル」の裏に有る坂。お隣の公園も素敵です。

 

☆1-4「男坂」 千代田区猿楽

 平成26年6月24日、神田の坂巡りをしていて対面。「駿河台男坂」とも言うらしいですね。なかなか厳しい階段坂です。

 

☆1-5「女坂」 千代田区猿楽町

 「男坂(1-4)」の左隣に有りました。途中に踊り場が有るから「女坂」なのでしょうね。神社やお寺で正面の急な階段を「男坂」、隣の踊り場の有る階段やゆるい坂道を「女坂」と言う事はよく有りますが、普通の階段では珍しいですね。男女に区別は無い!!と声高に言う方々が政権を取ったら…この手の坂の名前は変わるのでしょうか?

 

☆1-6「新坂」  文京区本郷    ○タモリ師本

平成24年9月4日に本郷の坂を歩いた時に撮影していたのですが「新坂」と言う名の坂は沢山有るため、何処の「新坂」か分からなくなっていました。それが、「全力坂」のDVDを見て、同じ坂だと気づきました。狭くて急で良い坂です。

 

☆1-7「木の芽坂」 品川区東大井  ※未踏

 全く知りませんでした。コロナが終息したら行きましょう。

 

☆1-8「桜坂」 大田区田園調布本町  ●タモリ師本

 平成24年4月7日、タモリ師本にものっているし、福山雅治の歌も好きだったので、珍しくカミサンと二人で行って来ました。丁度桜の時期でもあり、最盛期ほどでは無かった様ですが見物人も結構いました。歩道橋から見るのが一番良いようですね。桜は綺麗でした。  

 

☆1-9「桜坂」 港区赤坂 

 令和元年6月26日、麻布から赤坂界隈への坂巡りで対面。桜の時期には素敵なのでしょうね。カーブが良い雰囲気を出してはおりますが…。

 

☆1-10「鐙坂」 文京区本郷  ●タモリ師本

 平成27年1月26日の画像が最初ですが、その前にもタモリ師本を見て歩き回っております。坂下のお屋敷の門がとても素晴らしく江戸の風情を出していました。坂も狭くて細くて、この近所に金田一京助邸が有ったと書いて有ります。が、しかし…令和2年1月26日に行ってみたら…なんとお屋敷が無くなって新しい建物が建築中でした。坂が無くなったわけではないのですが、愕然としました。コロナでその後行っておりませんがどうなっているのでしょう。開発で無くなる坂も有りますが、建物が無くなったり新しくなったりして雰囲気の変わる坂も有るのですね。

 平成27年1月26日撮影

  

 令和元年1月26日撮影

 

 脇の坂は変わりませんが…左の表示板に「金田一京助邸」について書いて有ります。

 

☆1-11「御殿坂」 新宿区筑土八幡

 平成24年12月27日、筑土八幡付近の坂巡りで対面。名前は素敵でしたが緩いカーブの平凡な坂。周りの建物の雰囲気なのでしょうかねぇ。

 

☆1-12「富士見坂」 荒川区西日暮里  ●タモリ師本

 平成21年5月10日、タモリ師本に載っていたので行って来ました。タモリ師本の写真も綺麗でしたが、実際も綺麗で驚きました。初めて行った時にはまだ富士山が見えたらしいのですが、今は見えなくなっております。豊島区の「富士見坂(2-2)」と文京区の「日無坂(1-24)のY字坂が私の坂のベスト1。それに続くのが、文京区の「胸付坂(1-23)」、麻布の「暗闇坂」とこの「富士見坂」が横並びです。石畳と左側のお寺の煉瓦塀と右側の現代的なフェンスが三位一体で素晴らしいですな。

 

☆1-13「我善坊谷坂」  港区麻布台

 平成25年4月20日、「三年坂(2-7)」を歩きに行って対面。坂下の古家も良い雰囲気だし左カーブに上って行くフォルムも素敵でお気に入りに。更にこの谷がすり鉢状態で素敵だったのです。路地も有り、マンションも有り、古家も有りだったのです。しかし、令和元年からの開発で完全に無くってしまいました。坂は無くならないから趣味に良いなと思っていたけど、無くなることも有るのですね。正直残念ですね。開発が分かってから結構通ったのですけどね。コロナで頓挫しております。今は見る事の出来ない景色です。

 

 R6.5.26コロナ開けでやっと開発された我善坊谷へ行ってみました。三年坂を下りた先にあった我善坊坂はビルの下になっておりました…嗚呼。


 

☆1-14「三折坂」 目黒区下目黒

 令和元年12月9日、今まで行きそびれていた目黒の坂巡りで対面しました。目黒不動の近く。名前の通りS字カーブが素敵ですし、急だし誠に結構な坂でした。

 

☆1-15「西久保八幡女坂」 港区虎ノ門

 平成31年1月26日、神社裏の「我善坊谷」には何回も来てますし、八幡神社にも男坂を上って何回も行っていますが、左側の女坂はこの日初めて歩きました。

 

☆1-16「モチ坂」 北区上中里 

 「蝉坂(1-17)」から直ぐに飛鳥山方向へ行ってしまったので行っておりませんでしたが、R6年5月に行って来ました。坂としては緩い坂で線路の脇というのが良いのでしょうか?標柱も消えかかっていて一度見落としました。

 

 

☆1-17「蝉坂」 北区上中里

 平成28年11月30日、田端から飛鳥山まで徘徊していて対面。平塚神社にお参りして上から撮影しました。この高低差が凄いですね。

 

☆1-18「狐塚の坂」 北区滝野川 

 全く知らなかった坂でしたが、R6年5月に行って参りました。細くて曲がっていて急で誠に結構な坂でした。

 

 

☆1-19「相生坂」 新宿区東五軒町  ※未踏

 近くまで行ってはおりますが、行きそびれております。

 

☆1-20「動坂」 文京区本駒込

 平成27年4月17日、駒込の坂巡りをしていて対面…ただ広いだけの風情の欠片もない駄坂。4車線の坂なんて駄目ですわ。

 

☆1-21「鳳生寺坂」 北区赤羽西

 平成26年4月6日、赤羽の坂巡りで遭遇。この辺りの坂は細いし急だし、良い坂が多かったですね。この坂はカーブが素敵でした。歩いた時は名前が分からなかったのですが、「全力坂」のDVDを見ていて坂上のY字路坂に覚えが有ったお陰で名前が判明しました。

 

☆1-22「弁天坂」 北区赤羽西

 平成26年4月6日、赤羽の坂巡りで遭遇。狭くて急で素敵な坂でした。途中で家を壊していたのが印象的でした。

 

☆1-23「胸付坂」 文京区関口   ●タモリ師本

 平成21年2月12日、タモリ師本に載っているので行って来ました。NHKの「ブラタモリ」第一回の「早稲田編」でも紹介されています。急な階段坂で、左側の「水神社」も素敵です。右側の「芭蕉庵」には、なかなか入る気にならず未だに行っておりません。坂上の左側には良い雰囲気の建物がありますが、坂上の右側の塀も素敵です。私のベスト5に入る坂です。

 しかし、残念なのは、DVDで走っているのが、ピンクの衣装にピンヒールを履いてお立ち台に立っている雰囲気の扇を振りかざした青田典子だと言う事…坂に対する冒涜ですな。

 

☆1-24「日無坂」 文京区目白台  ●タモリ師本

平成21年10月12日、平成21年2月に直ぐ近くまで行っていて、入り口の酒屋さんは撮影していたのですが、実際に坂を見に行ったのは10月。タモリ師本に載っていたので行ってみましたが、そのフォルムの素晴らしさにすっかりハマりました。現在の私のベスト1坂がこのY字路坂です。ただ、真ん中の家が無いと「鐙坂(1-10)のように見た目の良さは半減するかも知れませんね。以前行った時にはちゃんと人が住んでおられました。右側の「富士見坂(2-2)」は豊島区、この「日無坂」は文京区。真ん中の家が区界でしょうか。「富士見坂」は急坂ですが、「日無坂」は雰囲気の有る階段坂です。どっちも有るから良い坂になっていると思います。

 

 「日無坂」を下から。右の現代風の家と左の蔦屋敷のコントラストが結構ですね。

 

☆1-25「鳥尾坂」 文京区関口

 平成27年6月30日、豊島区から文京区までの「坂銀座」で、神田川方向へ下る坂ばかり歩いていたので逆に下る坂を歩こうと徘徊していて対面。急で長くて味のある坂です。

 

☆1-26「服部坂」 文京区小日向   ○タモリ師本

 平成23年10月9日、文京区の坂巡りをしていて対面。石垣が良い雰囲気です。

 

☆1-27「新道坂」 目黒区上目黒  ※写真無し

 目黒の坂巡りで歩いているのですが広すぎるせいか写真を撮っていない様です。だだっ広いだけの坂ですけどね。ただ、DVDに出ている坂は「旧新道坂」のようです。

 

☆1-28「大坂」 目黒区青葉台      ○タモリ師本

 ちょっと離れていたので、なかなか行けなかったのですが、令和元年12月9日、テレビCMに出ていた「目黒氷川神社男坂」を探す途中に歩きました。名前ほど大きくはなく素敵な坂でした。

 

☆1-29「聖坂」 港区三田

 平成24年7月5日に初撮影していますが、その10年以上前に落語「井戸の茶碗」の舞台を歩いた時に歩いております。先代の柳朝師では千代田朴斉は、三田の西応寺前の裏長屋に住んでいることになっており、そこから細川屋敷まではこの「聖坂」を上って行ったはずなのです。名前は素敵なのですが…坂的にはイマイチですかねぇ。

 

☆1-30「潮見坂」 港区三田 

 近くまでは行っているのですが行きそびれておりましたのでR6年5月に行って来ました。短いけど味のある坂でした。

 

☆1-31「出羽坂」 新宿区南元町

 前から気になっていたのですが、平成29年1月26日に「新助坂(2-37)」を歩いた時に、近くに有るのを確認して行ってみました。短いけど良いカーブで雰囲気の有る坂です。

 

☆1-32「金剛寺坂」 文京区春日

 平成23年10月9日、文京区の坂徘徊をしていて対面。面白みの無い坂です。

 

☆1-33「市郎兵衛坂」 新宿区中落合  ※未踏

 直ぐ近くまで行ったのに、何故か歩いておりません。

 

☆1-34「西坂」 新宿区中落合     ○タモリ師本

 平成24年1月11日「タモリ師本」に載っていた「霞坂(2-21)」を探しに行って対面。カーブも多くて結構長くて素敵な坂でした。

 

☆1-35「円通寺坂」 港区赤坂

 平成23年5月26日、赤坂の坂巡りをしていて対面。坂上に小さなお寺の「円通寺」があるので雰囲気が有りますが…。

 

☆1-36「稲荷坂」 港区赤坂

 平成23年5月26日、赤坂の坂巡りをしていて対面。短いけどカーブも良くて味のある坂です。

 

☆1-37「どりこの坂」 大田区田園調布  ※未踏

 近くの「桜坂(1-8)」を見に行った時に寄りたかったのですが、時間が無くて…まだ歩いていません。

 

☆1-38「日向坂」 港区三田

 平成22年4月21日「綱坂(2-36)」を探しに行って対面。まっすぐ上って行けば、「綱の手引き坂(2-27)」に繋がります。たいした坂では有りません。は正式名称は「ひゅうが坂」です。「ひなた坂」ではありません。

 

☆1-39「東福院坂」 新宿区若葉  

 すぐ近くまでは行っているのですが、行きそびれておりましたのでR6年5月に行って来ました。急で結構な坂でした。後ろを振り向くとアニメの聖地「須賀神社男坂」がありました。

 

 

☆1-40「車坂」 大田区池上

 平成24年12月25日、池上本門寺周辺の坂巡りで対面。本門寺の左側から上る坂。S字カーブが素敵な坂でした。

 

☆1-41「汐見坂」 大田区中央      ○タモリ師本

 平成24年11月4日、「おいはぎ坂」を探しに行った坂巡りで対面。坂としてはイマイチでしたが、昔はここから海が見えたのか…と驚きました。

 

☆1-42「乃木坂」 港区赤坂    ○タモリ師本

 平成23年5月26日、東京駅から渋谷駅まで歩いた時に対面。有名では有りますが、広いだけの駄坂。乃木神社には一応はお参りしましたが、二○三高地において無策のために万余の兵隊を無駄死にさせた張本人だと思っているので…嫌いです。

 

☆1-43「いなり坂」 渋谷区恵比寿南

 平成21年5月10日、目黒から恵比寿方面の坂巡りをしていて恵比寿駅の近くで遭遇。無名の坂と思っていたら、この「全力坂」のお陰で名前が判明。急でカーブしていて良い坂です。

 

☆1-44「丹後坂」 港区赤坂

 平成30年6月28日に赤坂の坂徘徊をしていて対面。坂と思ったら素敵な階段坂でした。

 

☆1-45「二の坂」 新宿区中井

 平成24年1月11日「タモリ師本」に載っていた「霞坂(2-21)」などを徘徊した後に、中井には一から八の坂まで有ると書いて有ったので行ってみました。三から八は平行しておりますが、一はこの写真の右側に入って行って、結構離れております。この二の坂は左に曲がって三の坂に繋がっております

 

☆1-46「日東坂」 港区白銀台 ※未踏

 近くの「明治坂」は行っておりますが、行きそびれておりましたのでR6年5月に行って参りました。真っ直ぐですが味のある坂でした。

 

☆1-47「鼓坂」 港区赤坂   ※未踏

 直ぐ近くの「桜坂(1-9)」には行っているのですが、行きそびれてしまいましたのでR6年6月に行って来ました。短いけどカーブしていて結構でした。

 

 

☆1-48「鳥居坂」 港区麻布台  ●タモリ師本

 麻布に行くたびに見てはいたのですが、なかなか急な坂なので見ないふりをしておりました。平成22年4月10日は初撮影の日で、実際に上ったのは平成24年5月31日だと思います。兎に角、長くて急で凄い坂です。

 

☆1-49「江戸見坂」 港区虎ノ門 

 平成18年3月4日、ホテルオークラで開催された柳亭左龍師匠の真打ち披露パーティに出席した際に、「霊南坂」「汐見坂」「江戸見坂」と回って撮影もしたはずなのですが、その頃は坂を写真に撮る習慣が無く、残念ながら画像が有りません。その後も何回か「霊南坂」は撮影しているのですが、「江戸見坂」と「汐見坂」は撮影した気になっていて撮っていないのですね。「汐見坂」は平成30年1月23日に撮影しておりました。

 と書きましたが…写真を再チェックしたところ、「江戸見坂」を別の坂と勘違いして名前を付けていたことが判明しました。ホテルオークラの左側を上るのが「江戸見坂」右側を上るのが「汐見坂」です。これは「江戸見坂」

 

 R6年5月に行って来ましたが上の方はすっかり開発されていて間違いそうになりました。

 

 

☆1-50「念仏坂」 北区赤羽北

 平成26年4月6日、赤羽の坂を徘徊しに行って対面。高台の住宅街へ上がる坂。名前ほどは面白みは無いですけどね。

 

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☆2-1「目白坂」 文京区関口    ○タモリ師本

 都電荒川線の「鬼子母神駅」を下りて、豊島区の「のぞき坂(2-23)]から始まって美坂が始まる通りを歩いて文京区に入って最後に下る坂。そこまでは坂が多いので、まさに「坂の銀座通り」と言っても良いかも知れません。平成25年11月26日に撮影。途中のお寺が良い雰囲気です。坂を下りた向かい側が「鷺坂」です。バラバラに歩いていた坂の地図がピタリと合わさったので感動を覚えました。

 

☆2-2「富士見坂」 豊島区高田   ○タモリ師本

 平成21年10月12日に行きました。詳しくは「日無坂(1-24)」に書いて有ります。現在の私のベスト1の坂が、この「富士見坂」・右側と「日無坂(1-24)」・左側のY字路坂です。映画「八日目の蝉」の冒頭で主人公の井上真央さんが自転車で駆け下りるのがこの坂です。またテレビドラマ「W」にも出ています。タモリ師本には「日無坂」として紹介されております。

 

 下から見ると…急ですねぇ。素敵ですし凄いです。

 

☆2-3「釈迦坂」 文京区小日向 

 近くまでは行っているものの足を延ばせておりませんでしたが、R6年5月に行って参りました。細くて急で曲がっていて…申し分の無い坂でした。

 

☆2-4「蛇坂」 港区三田

 平成26年6月26日、白銀から三田へ坂巡りをしていて対面。蛇のようにくねくねしているから付いた名で、同じ名前の坂は多いですね。左側が低くなっており、私はこういう道を「高低差路地」と呼んでおります。

 

☆2-5「スペイン坂」 港区六本木

 平成30年1月23日、「霊南坂」の近くに有って、既に歩いているはずなのですが、写真を撮っていなかったのですね。大きなカーブで素敵な坂でした。

 

☆2-6「播磨坂」 文京区小石川   ○タモリ師本

 平成23年10月9日、音羽から文京区の坂巡りをしていて対面。街路樹が雰囲気を出しております。

 

☆2-7「三年坂」 港区麻布台   ●タモリ師本

 平成25年4月20日、タモリ師本に出ていたので探しに行きました。素敵な「雁木坂」を上って右に曲がると有ります。新しくなっているのかとても素敵な坂でした。そこを下りるとそこが「我善坊谷」です。反対側には「我善坊谷坂(1-13)」が有りました。左へ曲がると「落合坂」その先には「行合坂」も有りました。残念ながら都市開発計画に引っかかって、令和元年から本格的な開発が始まり、「我善坊谷坂」も「落合坂」「行合坂」も無くなってしまいました。「三年坂」は令和元年11月に様子を見に行った時には、残っておりました。その後はコロナで行けておりませんが、残っていて欲しい坂です。「この坂で転ぶと三年後に死ぬ」という恐ろしい言い伝えが坂の名前の由来です。

 

 麻布台ヒルズの開発で一度は無くなったのですが…どういう力が働いたのか…R6年5月に行ってみたら復活しておりました。明らかに綺麗になっていました。本当に良かった。

 

☆2-8「向陵稲荷坂」 北区田端 

 お隣の「道灌山坂」は歩いたのですが、そこから線路側の公園に出てしまい、歩き損ねておりましたのでR6年5月に行って来ました。細くて急で曲がっていてお稲荷さんも有って申し分の無い坂でした。

 

☆2-9「逢坂」 新宿区市谷船河原町

 平成24年12月27日、市ヶ谷方面の坂徘徊をしていて対面。左側の石垣が良い雰囲気を出しております。此の辺は急な坂が多くて結構ですね。

 

☆2-10「なべころ坂」 目黒区中目黒  ●タモリ師本

 平成24年6月22日、タモリ師本に載っていたので探しに行きました。坂の上も素敵なのですが、坂下がY字路になっていて、そこに中華料理屋が営業していたのですが…私が行った時にはこんな風になっていました。建物の左側が「なべころ坂」です。右側もそこそこ良い坂でした。

 

☆2-11「野間坂」 北区赤羽西

 平成26年3月24日、赤羽の坂を巡っていて対面。坂としてはイマイチ。上ると左側の高低差が凄いですけどね。講談社の創始者野間清治邸が有ったから付いた名。

 

☆2-12「梨木坂」 文京区本郷

 本郷の「菊坂」周辺の坂はほとんど回ったつもりだったのですが、ネットの「全力坂」で知った坂。写真が無いので上り損ねていたのか、カメラを持たない頃に回ったか…と思われます。令和元年6月26日にやっと撮影して来ました。細くて急でカーブで結構な坂でした。

 

☆2-13「平和坂」 品川区西品川  ※未踏

 戸越銀座に有る坂。平成24年4月7日に大田区の「桜坂(1-8)」をカミサンと見た後に戸越銀座に行っております。通りの両脇は素敵な坂ばかりでしたが、見落としておりました。標柱も有るようですが、カミサンも一緒だったので坂に集中できなかったのですね。

 

☆2-14「忠弥坂」 文京区本郷

 平成24年12月26日、宿泊した壱岐坂近くのホテルから坂巡りをしながら御茶ノ水方向へ抜けた時に対面。その時は名前が分からず「無名の坂」としておりましたが、その後に名前が一致。稲妻方で急でとても気に入った坂です。

 

☆2-15「熊野坂」 北区西ヶ原 

 私が参考にしている「東京23区の坂」にも載っていたのに行っておりませんでした。近くの飛鳥山までは行っておりますが大分距離が有ったのですね。そこでR6年5月に行って来ました。住宅街の坂で急なところが結構でした。

 

 

☆2-16「江戸坂」 北区田端 

 平成28年1月28日、田端・駒込方面の坂を散策していて対面。正直カーブはそこそこですけど、広すぎますな。風情もへったくれも無い坂。

 

☆2-17「新富士見坂」 港区南麻布    ○タモリ師本

 平成24年5月31日、タモリ師本に載っていた「青木坂」を探しに行って隣のこの坂に対面。この先でクランクになっておりますが、昔はここからも富士が見えたのでしょうね。坂としてはイマイチ。

 

☆2-18「三日月坂」 北区赤羽西

 平成26年3月24日、赤羽の坂を徘徊中に対面。なかなか急でカーブも素敵な坂です。

 

☆2-19「小布施坂」 文京区目白台

 平成21年2月12日、文京区の坂巡りをしていて遭遇。その時は坂の名前が分からず、その後に名前と坂が一致しました。脇の階段が気に入っております。諸般の事情で画像が粗くなっております。

 

☆2-20「網干坂」 文京区白山   ○タモリ師本

 平成23年10月9日、文京区の音羽周辺から坂巡りをしていて小石川植物園の脇を上るこの坂に対面。無茶苦茶急な坂で、そこを電動自転車に乗ったおばさんがスイスイと上って行ったのを良く覚えております。「あぼし坂」かと思ったら素直に「あみほし坂」でした。

 

☆2-21「霞坂」 新宿区中落合  ●タモリ師本

 平成22年8月21日、タモリ師本に出ていた坂を探しに落合に行って参りました。駅の北側は全て坂って感じ。本で見たよりも本物はもっと素敵でした。

 

☆2-22「庚嶺坂」 新宿区若宮町

 平成22年8月19日に神楽坂界隈を徘徊していて遭遇しました。「ゆうれい坂」かと思ったら「ゆれい坂」なのですね。徳川秀忠が名付けたとか。細くてカーブも素敵です。

 

☆2-23「のぞき坂」 豊島区高田

 21年10月13日、CMで三浦雄一郎氏が上っている坂を調べて行ってみました。真っ直ぐなだけの坂はあまり好きでは無いのですが、ここまで急なら凄い。23区内では世田谷区「岡本3丁目の坂」と並び称される急な坂。今はアニメやCMで引っ張りだこの坂です。「全力坂」では何故か、カイアが酷い靴で駆け上がっております…いじめか。 「胸付坂(1-23)」と同じで坂に対する冒涜ですな。

 急さが分かりやすいように縦長でお送りします。

 

☆2-24「けこぼ坂」 目黒区上目黒  ○タモリ師本(けころ坂)

 名前が面白かったので、24年6月22日に探しに行きました。赤土が土手からこぼれ落ちる事を地元で「けこぼ」と言った事から付いた名とか。正直面白みの無い坂ですね。

 

☆2-25「狸坂」 文京区千駄木    ○タモリ師本

 24年9月4日、千駄木の坂徘徊で遭遇。その頃は中頃に古いお屋敷が有って凄く良い雰囲気でしたが…残念ながら無くなって素敵な住宅地になってしまいました。右側に平行して「狐坂」が有ります。

 

☆2-26「稲荷坂」 目黒区上目黒   ○タモリ師本

 24年6月22日、目黒の坂徘徊で遭遇。「稲荷坂」はアチコチに有ります。さほどの坂では有りませんでした。

 

☆2-27「綱の手引き坂」 港区三田

 平成22年4月10日、麻布方面から「日向坂」を上って途中で繋がる坂。源頼光の四天王で鬼退治で有名な渡辺の綱が近くで生まれたそうで、こんな名前が付いておりますと…このとき勘違いしていて載せていた写真は「日向坂」でした。その先で頂上に達し下っていく坂が「綱の手引き坂」で、R6年5月26日改めて行って来ましたので正しい坂の写真を載せます。坂としては広くて真っ直ぐで面白みはありません。

 

 

☆2-28「相馬坂」 新宿区下落合   ○タモリ師本

 平成22年8月21日、「タモリ師本」の「霞坂(2-21)」を探しに行って対面。急な坂でなかなか結構でした。

 

☆2-29「七曲坂」 新宿区下落合   ○タモリ師本

 平成22年8月21日、「タモリ師本」の「霞坂(2-21)」を探しに行って対面。名前の通りカーブが素敵な坂でした。落合も坂の宝庫ですね。

 

 

☆2-30「皀角坂」 千代田区神田駿河台

 平成26年6月24日に、神田界隈の坂巡りをしていて対面。中央線沿いの真っ直ぐな坂で、名前は素敵ですが…「さいかち坂」…私の中では「駄坂」です。

 

 

☆2-31「吉郎坂」 千代田区神田駿河台

 平成26年6月24日に、神田界隈の坂巡りをしていて対面。「山の上ホテル」に向かう坂。千代田区の坂は真っ直ぐでビルの谷間でイマイチの坂が多いのですが、この坂もそんな坂です。

 

☆2-32「明神男坂」 千代田区外神田 

 神田明神に初めて行ったのは「帝都物語」を読んでいた平成9年頃だと思います。「男坂」は境内の右側に有る階段です。間違いなく歩いていて標柱の写真も撮ったはずですが…画像が見つかりませんでした。「男坂」の隣の踊り場の有る「明神女坂」も撮影したのですが…このHP内の「階段」のページに載せる際にコピーでなく移動してしまい、階段のフォルダから無くなっていた事が判明。平成20年5月17日に撮影しておりました。

 

☆2-33「ネギ山坂」 渋谷区広尾  

 場所も分かりませんでしたが調べてR6年5月に行って参りました。細くて急で曲がっていて結構な坂でした。

 

☆2-34「新坂」 港区赤坂  ※未踏

 近くまで行ってはいたのですが、未踏です。 

 

☆2-35「目切坂」 目黒区青葉台   ●タモリ師本

 「タモリ師本」を見て、平成21年5月10日に探しに行った坂。その時は画像の右側が工事中で緑のネットが掛かっていたため良さが分かりませんでした。その後、年号も変わった令和元年1月29日に再度行ってみたらすっかり綺麗になっていて見直しました。

平成21年5月10日撮影

 

令和元年1月29日撮影

 

☆2-36「綱坂」 港区三田   ●タモリ師本

 「タモリ師本」を見て塀の階段状の模様が素敵だったので、平成22年4月10日に探しに行った坂。麻布側から「日向坂(1-38)」を上って右折して唐突に遭遇。なんて素敵な坂だと感激。その後何回も行っております。

 

☆2-37「新助坂」 新宿区南元町

 平成29年1月26日、中央線に乗って新宿駅に行く途中に、電車右側に見えた坂が素敵でだったので、帰りに新宿~四谷間を二往復くらいして場所を確認。信濃町駅で降りて行った坂。真っ直ぐで急で素敵な坂でした。この画像も何故かファイルから消えていて、バックアップ用のUSBに残っておりました。

 

☆2-38「戒行寺坂」 新宿区須賀町     ○タモリ師本

 平成22年8月19日、四谷のお岩稲荷に行く途中に通過した坂。「戒行寺」というお寺が上に有ります。別名「油揚坂」と言って、その昔は坂の途中に豆腐屋が有ったそうです。なんとも言えない暖かみが有る坂です。暖かみの有る坂というモノが有ることを教えてくれた坂です。

 

☆2-39「めぐみ坂」 大田区池上

 平成24年12月25日に「此経難寺坂(2-46)」の有る池上本門寺周辺の坂巡りに行って出会いました。坂の途中に有る保育園の名前からついた名前のようです。S字カーブが素敵な坂です。

 

☆2-40「三分坂」 港区赤坂   ●タモリ師本

 「タモリ師本」で、大好きな宇崎竜童さんが「絶賛している坂」として載っていたので、平成23年5月26日に初めて行きました。江戸時代に、あまりに急なので通る車賃が銀三分(約100円)割り増しになったため名が付いたとの説も有ります。「さんぷん」と半濁音になります。今時の若い衆が言う「さんふん」では有りません。東南側のカーブ手前から見た方が素敵なのですが、わざと急な坂の下からの映像を載せました。右側の築地塀が素敵な「報土寺」には伝説の名大関「雷電為右衛門」の墓が有ります。平成30年6月にお参りに行きました。その時坂の途中で一度停車した古いトラックが発進時に上れずに困っている姿を見ました。

 

☆2-41「コロンビア通りの坂」 港区赤坂

 上の「三分坂(2-40)」を上って、赤坂のTBSの脇を「薬研坂」方向に進むと右手に下る「コロンビア通り」と言う名前の坂が有ります。「コロンビア坂」では無いのですね。正式名称は「コロンビア通り」なのですが、「全力坂」の制作側が勝手に「坂」の名前を付けたようです。撮影したのは、平成30年6月28日ですが、その前から歩いてはおりました。長くて心地よいカーブが素敵な坂です。

 

☆2-42「蝉坂」 大田区上池台

 27年11月12日、大森から南馬込の坂を巡って歩いた時に対面。付近に「猿坂」や「鴻巣坂」など動物名前の坂も有りました。長くて急で素敵な坂です。上中里の「蝉坂」は1ー17に。

 

☆2-43「五の坂」 新宿区中井

 平成24年1月11日「タモリ師本」に載っていた「霞坂(2-21)」などを徘徊した後に、中井には一から八の坂まで有ると書いて有ったので行ってみました。ゴミ収集の日でゴミが山になっております。坂の上に有る女子大に通う生徒が道一杯に広がって、ガードマンさんに注意されておりました。この周囲には「見晴坂」や「六天坂」など素敵な坂も沢山有りました。「二の坂」は1-45に。

 

☆2-44「葭見坂」 港区高輪

 高輪の「天神坂」を上って、元細川屋敷に有る「大石内蔵助切腹の碑」方向へ行く坂。平成26年6月26日に「切腹の碑」にお参りしているので間違いなく歩いていたと思っていました。しかし、令和5年10月30日に行ってきましたら、ニアミスはしていますが歩いてはいませんでした。クランクになっていますし周囲の家も古くてとても素敵でした。

 

 

☆2-45「千日坂」 新宿区南元町 ※未踏

 近くの「新助坂(2-37)までは行っておりますが…残念ながら未踏でしたのでR6年5月行って参りました。四日間の坂巡りの最後の坂でした。細くて急で素敵な坂でしたが、この後方に有る無名の坂がもっと素敵でした。

 

 

☆2-46「此経難寺坂」 大田区池上

 平成24年12月25日に池上本門寺周辺音坂を徘徊しに行きました。池上本門寺の階段。加藤清正が名付けたとか。無茶苦茶急です。右側に踊り場も沢山有る「女坂」が有ります。本門寺には裏側に力道山のお墓も有ります。階段を上って振り向くと右斜め前に富士山が見えます…条件が良ければ。お寺の周りにも素敵な坂や階段が有ります。

 

☆2-47「氷川坂」 港区六本木   ○タモリ師本

 2-48の「本氷川坂」が「タモリ師本」の載っていたのを見て平成23年5月26日に行って来ました。やや当たり前の坂です。最近は近所に勝海舟と坂本龍馬が並んでいる銅像も出来ております。この近所の「転坂」もそこそこ良い坂です。写真は平成30年1月23日残雪の日。

 

☆2-48「本氷川坂」 港区六本木  ●タモリ師本

 氷川神社の左側の坂。平成23年5月26日に「タモリ師本」を見て行ってみました。右側の「氷川坂(2-47)」よりも雰囲気が有りますね。坂の下には、勝海舟が住んでいた屋敷跡の看板が有ります。  

 

☆2-49「南部坂」 港区六本木   ●タモリ師師本

 忠臣蔵「南部坂雪の別れ」に出てくる坂です。南麻布にも同名の坂が有ります。浅野内匠頭の正室瑤泉院がこの坂の上に有った屋敷(現氷川神社)に住んでおり、そこに大石内蔵助が訪れると言う筋書き。勿論嘘。平成30年1月23日、前日都内で25㎝の雪が降ったので、雪にふさわしい坂と思って行って来ました。その前にも行っているのですが…写真が残っていませんでした。タモリ師本にも紹介されています。

 

☆2-50「植木坂」 港区麻布台    ○タモリ師本

 平成25年4月20日に坂の宝庫の一つ麻生の坂を歩いていて対面。飯倉方向から「鼬坂(1-1)」を下って来て「鼠坂」に名前が変わるT字路交差点を右側に上る坂。急ですし細さもカーブも程よい坂です。

 「全力坂参」が発売されることを祈っております。

          END